エレクトラコンプレックスとは
エレクトラコンプレックス(えれくとらこんぷれっくす)とは、精神分析における自我発達の中心概念です。
エレクトラコンプレックスは、娘の母親に対する対抗心です。
女児の自我発達の場合、エレクトラコンプレックスが働くとされます。
エレクトラコンプレックスは、フロイトが発表し、ユングが命名しました。
エレクトラコンプレックスの概説(まとめ)
エレクトラコンプレックスは、女児が父親に対して強い独占欲的な愛情を抱き、母親に対して強い対抗意識を燃やす状態を指します。
自我発達の途中の段階において、女児の自我は愛情を初めは母親に抱きます。
しかし3〜7歳頃になると女児は自分にペニスがないことを認識し、男児と比べて劣っていると感じ、ペニスがないのは母親も同じであることを知って失望するため、自分もペニスを持ちたいと願い、父親に対して愛情が起こります。
同時に、その父親が受け入れている母親の存在に気づき、自分を母親に同一化させます。
しかし、自我の発達がさらに進展すると、女児の自我は、父親の所有において、母親は競争相手あるいは敵であるという認識を抱きます。
このようにして、母親と同一化した自我と、母親を敵視する自我の2つの位相が生まれ、自我は葛藤に直面します。
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