ブラックオパール
ブラックオパールとは
ブラックオパール(ぶらっくおぱーる、black opal)とは、通常不透明な濃灰色から黒色を主色とし、地色として、様々な色彩が輝きを見せる単一(ソリッド)の天然石です。
淡色のオパールでは白色光が散乱し、色彩の輝きが拡散してしまうのに対し、ブラックオパールではそれを暗色の地色が吸収するため、視覚的効果が引き立ちます。
最上級のブラックオパールでも、最表面の色の下に色彩のない地色がちらついて見えることがあります。
ブラックオパールの性質、特徴
- 産地
- オーストラリア
ブラックオパールの色
- イエロー
- 通常、薄い金色がオレンジやグリーンともに現れる。明るいレモン色として現れている石は希少。
- オレンジ
- レッドに次ぎ好ましいとされる色で、わずかしか見られない。濃く鮮明なオレンジを主色とし、少量のレッドとグリーンが入るものは特に高品質な石とされる。
- グリーン
- 暗い地色上の明瞭なグリーンの美しさが重視される。様々な色合いがあり、採掘されるブラックオパールの半分以上がグリーンブルーあるいはブルーで、市場の重要な位置を占める。グリーンに鮮明なオレンジが入っているとグリーン単色よりも価値が高くなる。
- ブルー
- ブラックオパールの中でも比較的多量に存在することから、他の色に比して価値は低くなる。濃いローヤルブルーと真珠の銀白色の取り合わせを生かし、真珠のネックレスの止め具などとして用いられる。ブルー単色よりも、グリーンが入る方が価値は高くなる。
- レッド
- 最も人気のある色で、紫紅色から緋色、深紅色、バーガンディーのようなワインレッドまで様々な色調が含まれる。灰色がまったくない真黒の地色上に、鮮明な緋色と深紅色の遊色を見せるのが「レッドオンブラック」。視覚的に非常に強烈で、かつ非常に珍しく、ブラックオパールの中でも最高級とされる。さらに、これにグリーンやオレンジ、ブルーなどの色が少量美しく混ざるものは、最も希少で高級な宝石とされる。
ブラックオパールの種類、分類
- ホワイトオパール
- ホワイトオパールの色は、不透明な乳白色から水晶のように見える半透明なものまで様々。不透明の石よりも、半透明なクリアカラーの方が良質な石とされる。上質のライトニングリッジ「クリスタル」オパールは、比類のない美しさとされるが、ホワイトオパールに比べあまり見ることができない。
- ボルダーオパール
- 堆積鉄鋼石の標石(ボルダー)に細い筋になって現れることから、この名前がつけられた。色層は、密度の高い茶色の鉄鉱石の基底に自然に固着していて、そこから切り離すことはできない。ボルダーオパールは、オーストラリアのクウィーンズランド州で採掘され、ここ以外では見られない。
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