バーター症候群
バーター症候群とは
バーター症候群(bartter症候群、バーターしょうこうぐん、Bartter syndrome)とは、なんらかの原因で腎臓のヘンレ係蹄上皮細胞管腔側にあるNa+-K+-2Cl-共輸送体が機能不全をおこす症候群です。
バーター症候群の分類、種類
- Na+-K+-2Cl-共輸送体の異常
- ヘンレ係蹄の上皮細胞内から尿細管腔へK+を戻すROMKチャンネルの異常
- ヘンレ係蹄の上皮細胞内から血管側へCl-を戻すCl-チャンネルの異常
バーター症候群の症状、特徴
バーター症候群の原因
- Na+-K+-2Cl-共輸送体やその機能に関係のある遺伝子の異常
バーター症候群の検査
- 基本身体検査
- 血液検査
- 腎臓針生体検査(腎生検)
- 心電図
バーター症候群の診断
低カリウム血症、代謝性アルカローシス、続発性アルドステロン症を示すものの血圧は正常である時、バーター症候群を疑います。
バーター症候群の治療法、治療薬
- 対症療法
- アルドステロン症に対してはアルドステロン受容体拮抗薬スピロノラクトンを投与する。
- 低カリウム血症に対してはカリウムを補給する。
- 低クロール血症に対してはKClの経口投与で補給する。
- プロスタグランジンの過剰産生に対しては、プロスタグランジン産成阻害薬のインドメサシンなどを投与する。
バーター症候群の予後
乳児期から低カリウム血症を発症し、成人までに1/3が末期腎不全に至ります。
バーター症候群の病院での検査、診断科
関連最新トップセラー
|