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判例

判例とは

判例(はんれい、precedent)とは、裁判において裁判所が示した法律的判断です。

厳密な意味では、裁判所が示した判断のすべてを判例と呼ぶわけではありません。

一定の法律に関する解釈であり、他の事件への適用の可能性のあるもののみを判例と呼びます。



判例の意義

判例は上級裁判所による判決に対して、先例としての重み付けがなされ、以降の判決にも影響を及ぼす(拘束力)ことを意味しますが、その根拠としては、法の公平性維持が挙げられます。

同類、同系統の訴訟、事件に対して、裁判官によって全く異なった判決が下されることは公平性に欠けるという考えです。

特に同じような事例に対して同様の判決が繰り返されると、その後の裁判に対する拘束力は一層強まり、不文法の一種である判例法を形成すると考えられています。

大陸法系の訴訟手続をとる日本においては、判例には、法律や政令と同じような意味での法源としての形式は認められていません。

唯一の立法機関である国会の定める法規(あるいはより下位の存在である条例)のみが法源として採用されることが原則です。



  




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