被疑者
被疑者とは
被疑者(ひぎしゃ、suspect)とは、捜査機関によって犯罪を犯したとの嫌疑を受けて捜査の対象となっていますが、まだ公訴を提起されていない人のことをいう、司法手続および法令用語です。
一般には容疑者と呼ばれます。
被疑者の概説(まとめ)
ある人が、捜査機関によってある犯罪を犯したと疑われ捜査の対象となったが、起訴されていない人は被疑者と呼ばれます。
起訴された後は被告人と呼ばれます。
無罪推定の原則(推定無罪)
被疑者は捜査機関から犯罪を犯したとの嫌疑を受けているものの、被疑者には法的には無罪であるという推定が働いています(推定無罪)。
しかし、現実の社会においては、被疑者とされた者は有罪であるとの誤った観念がまかりとおっており、これに基づく問題が後を絶ちません。
特に誤認逮捕がなされた場合には、被疑者とされた者は一貫して法的に無罪であったにも関わらず、マスコミによる名誉毀損報道や社会の誤った認識のために職を失う例、転居を余儀なくされる例、また一家が離散するなどの例が多発しています。
- ロス疑惑
- 松本サリン事件
- 電車内における痴漢の誤認逮捕
被疑者の義務
- 在宅での取調べの場合
- 特に無いが、正当な理由がなく捜査機関の取調べに応じないと逮捕の必要性が満たされて、逮捕に至る場合がある。
- 逮捕・勾留を受けている場合
- 取調受忍義務が実務のうえではあるとされているが、学説には異論が多い。
被疑者の権利
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