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訴因

訴因とは

訴因(そいん、count)とは、刑事訴訟法上の概念です。

起訴状の公訴事実欄に記載された、犯罪の具体的事実を指します。

訴因は法律的に構成された事実であり、審判の対象となる犯罪事実は訴因として記載された事実です。



訴因の機能

訴因は裁判所に対して審判対象を限定します(訴因の審判対象画定機能)。

逆に被告人から見れば、訴因は防御の範囲を限定する機能を持ちます(訴因の防御機能)。

訴因の機能は一義的には審判対象の画定であり、防御機能は副次的な機能です。

すなわち、訴因は審判対象の画定を通じて被告人の基本的防御権のみを保障しています。



訴因の特定

訴因には犯罪構成要件事実である実行行為や結果など、審判対象の画定に不可欠な事実を記載することが必要であり、それで十分です。

あまりに詳細な訴因の記載は、予断排除の原則に反します。



  




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