マニキュア
マニキュアとは
マニキュア(まにきゅあ、manicure、爪化粧)とは、化粧の一種です。
手の爪を塗ること、またはそれに用いる化粧品としての塗料です。
足の爪に塗る場合はペディキュアと呼んで区別します。
マニキュアの概説(まとめ)
マニキュアは化粧としての役割をもつほか、正しく使えば割れなどから爪を守り、爪の成分の流出を防ぐことができます。
様々な色や種類のマニキュアが市販されており、手軽に行えるネイルアートとして広い年齢層に使用されています。
現在では、女性の多くがマニキュアを塗っていますが、社会の偏見もあり、男性が塗っているケースは芸能人、女装愛好者など、今のところ極少数です。
ただし、装飾ではなく爪の割れを防止する目的で、重量挙げなどのスポーツ選手には性別を問わず使われていました。
塗料としてのマニキュア
市販のマニキュアは数ミリリットル入りの小さな瓶で売られることが多いです。
瓶の蓋の内側には刷毛がついており、これでマニキュアを爪に塗ることができます。
塗る際に持ちやすいよう、蓋は瓶に対してやや大きく細長いです。
原料および製造法は、アクリルやニトロセルロースなどの合成樹脂を着色し有機溶剤に溶いたものです。
無数の色を作り出せ、製造の過程でパールや大小のラメなどを原料に混ぜ込めばキラキラとした光沢や多様な質感が出せます。
パール系の光沢は現在では合成パール色素が多いですが、タチウオの体表面の成分、魚燐粉が用いられているものもあります。
使用中および乾燥までは、有機溶剤による刺激臭を発します。
そのためマニキュアを扱う場所では換気を徹底し火気を遠ざけなければなりません。
濃度が濃すぎる場合は専用の薄め液を用いて調節します。
薄め液を用いた後はその蒸発によってビン内の圧力が上がり割れてしまうことがあるため、ビンをいっぱいにせず、上部に空間を空けておくように注意します。
塗ったマニキュアを落とすときは除光液(エナメルリムーバー)を用います。
脱脂綿に含ませた後、マニキュアを塗った表面に湿布をするようにのせ、少し時間を置いてふき取ります。
除光液の成分はアセトンなどのため、使いすぎると爪を黄変させ傷めることがあります。
マニキュアの手順
- ネイルケアを行い、爪の状態を整える。
- アルコールで爪を拭き、爪表面の油分を落とす。
- ベースコート(爪を保護するためのマニキュア)を塗って乾かす。
- ベースコートを塗るとき必要に応じてファブリック(グラスファイバー製の極薄い布)を貼り付けて爪を補強する。
- ファブリックが隠れるように背景色を塗って乾かす。
- 好きな色のマニキュアを均等に塗って乾かす。瓶の蓋の刷毛を使う場合がほとんど。
- 重ね塗りが必要なときはさらに4の手順を繰り返す。
- 必要であれば柄を描いたりして乾かす。専用のペンやスタンプも売られており、エアブラシを使うこともある。
- トップコート(表面を保護するためのマニキュア)を塗って乾かす。
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