竜巻
竜巻とは
竜巻(たつまき、トルネード)とは、気象現象の一つで、積乱雲に伴って地上から雲まで延びる、上昇気流を伴う高速の渦巻きです。
発達したものが地上に発生すると、建物などに甚大な被害をもたらします。
竜巻の概説(まとめ)
竜巻の幅あるいは直径は平均で数十m、大規模なもので数百mです。
竜巻の中心部では猛烈な風が吹きます。
多くは移動しながら途中の建物や人間に被害を与えます。
その移動速度は様々です。
竜巻の定義
- 気象庁による竜巻の定義
- 激しい空気の渦巻で、大きな積乱雲の底から漏斗状に雲が垂れ下がり、陸上では巻き上がる砂塵、海上では水柱を伴う。
竜巻の種類
- 多重渦竜巻
- 複数の渦がまとまって活動する竜巻群。やや大きな竜巻(親渦)の周囲を小さな竜巻が回転することがある。
- 衛星竜巻
- 大規模な竜巻の周囲にできる竜巻。構造的には独立した竜巻であるが、勢力は弱いことが多い。
- 水上竜巻、海上竜巻、シースパウト
- 海上で発生する竜巻。
- 陸上竜巻、ランドスパウト
- 陸上で発生する竜巻とされることが多いが、厳密には異なる。
- 空中竜巻
- 空中に存在し、地上や水上に達していない竜巻。
竜巻の規模を表す数値
竜巻被害の年、事例
- 1990年 千葉県茂原市
- 1999年 愛知県豊橋市野依町付近
- 2006年 宮崎県延岡市
- 2006年 北海道佐呂間町字若佐の新佐呂間トンネル工事現場付近
- 2008年 鹿児島県いちき串木野市
竜巻対策法、竜巻防止法
観測・警告
- 気象庁の防災気象情報の中で「竜巻注意情報」の発表
- 「突風等短時間予測情報」(仮称)の発表を2010年までに開始する予定
竜巻の予兆・前兆
- 日中であれば、真っ黒や緑がかった雲が現れる、空が急に暗くなる、風が急に強くなる、風向が急に変わる、雹が降る、黒い渦状の漏斗雲が現れる、飛散物が上空を飛ぶなどの予兆が見られることがある。
- 巻の接近によって気圧が急降下・急上昇すると、キーンという音や耳鳴りなどの耳の異常が起こることがある。そのほか、激しい気流の渦に伴う轟音、飛散物の衝突に伴う衝撃音などもありうる。雷も、竜巻の発生しやすい気象条件である。
避難、被害防止
- 屋内の場合、窓は閉めてカーテンを閉め、窓から離れ、シャッターやドアを閉めるなどした上で、建物の地下や1階に移動し、部屋の隅から離れてできるだけ家の中心に近いところで、机などの下に身を潜めて頭を保護する。
- 屋外の場合、飛散物に注意し、壊れやすい車庫・物置やプレハブの建物、橋の周囲は避け、頑丈な建物の中に避難するか、体が収まるような水路やくぼみに隠れて頭を保護する。
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