ベーチェット病
■ ベーチェット病とは
ベーチェット病(ベーチェットびょう、BD、Behcet's disease、BS、Behcet's syndrome)とは、再発・寛解を繰り返す慢性疾患です。
ベーチェット病は、自己免疫疾患の一つです。
ベーチェット病は、膠原病類縁疾患に含まれます。
ベーチェット病は、目、口、皮膚、外陰部の他、中枢・末梢神経、消化管、関節、血管をおかす全身性の疾患です。
ベーチェット病は、自然寛解が比較的多いです。
■ ベーチェット病の症状、特徴
主症状
疾患の初期に起こり、しばしば寛解・再燃を繰り返します。
- 眼症状
- ぶどう膜炎
- 口腔粘膜症状
- 有痛性の口内炎
- 外陰部症状
- 外陰部(陰茎、陰嚢、大陰唇など)に潰瘍が出現する。
- 皮膚症状
- 結節性紅斑、血栓性静脈炎、毛嚢炎様皮疹が合併する。
副症状
後期に起こる症状で、生命予後に影響します。
自然に寛解することはあまりなく、積極的な治療が必要なことが多いです。
- 関節症状
- 非びらん性、非対称性の関節炎。単関節炎で現れることが多い。
- 血管病変
- 静脈病変が多い。
- 消化器病変
- 血便、大腸潰瘍。
- 神経病変
- 脳神経の巣症状、髄膜炎、精神症状、末梢神経障害。
- 副睾丸炎
- 頻度が高い。
■ ベーチェット病の原因
■ ベーチェット病の統計
- 発症率
- 10万人に20人
- 性差
- 男性に多い
■ ベーチェット病の患者の芸能人、有名人
■ ベーチェット病の診断基準
- 完全型ベーチェット病
- 目、口、皮膚、外陰部の4主症状すべてがそろったもの
- 不全型ベーチェット病
- 主症状のうち3つまたは主症状2つ + 副症状のうち2つまたは眼病変を含む主症状2つと副症状2つを示すもの
- 腸管ベーチェット、血管ベーチェット、神経ベーチェット
- 完全型の所見はそろわないが、強い血管炎症状、神経症状、腸症状を示し、明らかにベーチェット病が原因と考えられるもの
■ ベーチェット病の治療法、治療薬
軽度の病態や寛解期に対して
生命に影響を及ぼす臓器病変や重篤な眼病変に対して
■ ベーチェット病の予後
主症状については、寛解・再燃を繰り返すことが多く、約10年後は病気の勢いは衰え、約20年後はほぼ再燃しないと言われます。
眼病変については、治療が遅れると失明することがあります。
■ ベーチェット病(ベーチェットびょ)の病院での検査、診断科
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