利子 利息 金利-利子の知恵袋
利子とは(利息とは、金利とは)
利子(りし、interest)とは、貸借した金銭などに対して、ある一定利率で支払われる対価です。
銀行預金では利息、郵便貯金では利子と呼びます。
法律用語としては利息を使います。
金利は金銭での対価に限って使います。
利子(利息、金利)の定義
- 利子
- 金額
- 利率
- 元本(債券の額面)に対する1年間の利子の割合
- 利回り
- 投資金額に対する1年間の利子の割合
- 金利
- 金額(増減)と割合(高低)のどちらも指す。
- 実質金利
名目金利から期待インフレ率を差し引いた分。マイナスがあり得る。
経済学的な利子の定義
将来時点における資金の、現在時点における相対的な価格
法律学的な利子の定義
元本債権の存在を前提とし、元本使用の対価としてその金額と存続期間に比例して、一定利率をもって支払われる金銭その他の代替物
利子の計算方法
- 単利
- 元本を変化させずに利子を決める。
- 複利
- 元本に利子を加えて次回の利子を決める。
元本を b、単位期間当たりの利率を p とすると、a 回の単位期間を経て利子がついたときの元利合計は、単利の場合
b(1 + ap)となるのに対し、複利の場合 b(1+p) ª となります。
金利の表示方法
- 年利
- 元金に対する1年間の利息の割合。単位は%。
- 月利
- 元金に対する1ヶ月の利息の割合。単位は%。
月利(%)= 年利(%)/12
- 日歩(ひぶ)
- 元金100円に対する1日あたりの利息で金利を表したもの。単位は、銭(1/100円)、厘(1/10銭)、毛(1/10厘)。
日歩(銭)= 年利(%) × 100/365
日数の計算方法
- 両端入れ(りょうはしいれ)
- 借入日と返済日の両方を日数として数える方法
- 片落ち(かたおち)
- 借入日から返済日のうち、借入日を計算からはずして数える方法
- 両落ち(りょうおち)
- 借入日から返済日のうち、借入日と返済日の両方を計算からはずして数える方法
実質年率、アドオン金利
- 実質年率
- 毎回の返済ごとに借入残高が減少するように扱う方法
- アドオン金
- 計算上で借入残高を減少しないと扱う(仮定する)方法
日本の利息と法的規律
- 利息債権
- 元本債権に基づいて借主から貸主に対して利息を給付することを目的とする債権
- 基本的利息債権
- 元本債権に基づいての存在を前提としてその存続期間全体を通して一定利率の利息を生じさせる利息債権
- 支分的利息債権
- 基本的利息債権に基づいて一定期ごとに生じる一定利率の利息を支払うことを内容とする利息債権
- 法定利息
- 法律上の規定に基づいて生じる利息
- 制限利息
- 法律によって請求または受領しうるとされる利息の上限
日本の利子の課税上の取扱い
- 個人の受取利子
- 所得税法上の利子所得とは、公社債、預貯金の利子、合同運用信託、公社債投資信託及び公募公社債等運用投資信託の収益の分配(利子等)に係る所得とされる(所得税法23条)。
- 個人の支払利子
- 事業に関連して支払う利子は、事業所得上の経費として認められる。
- 法人の受取利子
- 法人においては、まず、所得税法上の「利子等」に係る手取額は源泉徴収後の税引後所得となる。
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