心房中隔欠損とは
心房中隔欠損(しんぼうちゅうかくけっそん、ASD、心房中隔欠損症)とは、心臓の右心房と左心房を隔てる心房中隔に穴が開いた病気です。
心房中隔欠損の概説(まとめ)
右心房と左心房をあわせて心房、左右の心房を隔てる壁を心房中隔と言います。
心房中隔欠損は、心房中隔に穴が空いた病気です。
穴を孔、穴が空いた状態を欠損、空いた穴を欠損孔と言います。
左心系と右心系の血液が網細血管を経ずに移動することを短絡(シャント)と言います。
左心系から右心系への短絡を左右短絡、右心系から左心系への短絡を右左短絡と言います。
心房中隔欠損は、短絡性心疾患の一つです。
心房中隔欠損の症状・特徴
心房中隔欠損の原因・要因
心房中隔欠損の種類・分類
欠損部位による種類
- 高位欠損型心房中隔欠損
- 中央部欠損型心房中隔欠損(卵円孔開存心房中隔欠損)
- 下部欠損型心房中隔欠損
心房中隔欠損の統計
中央部欠損型(卵円孔開存) 70%
下部欠損型 20%
高位欠損型 10%
短絡量が50%以上の場合が多いです。
心房中隔欠損の疫学
心房中隔欠損は、子供(子ども)や女性など華奢(きゃしゃ)な体格の人に良く起こります。
心房中隔欠損の検査
- 身体基本検査
- 静脈カテーテル検査
- 心臓超音波検査
- 聴診
心房中隔欠損の診断
カラードップラー心臓超音波検査で左右短絡を認めたら、心房中隔欠損と診断します。
心房中隔欠損の治療法・治療薬・手術法
短絡量が50%以下の場合は、手術の必要が無いものもあります。
短絡量が50%以上の場合は、幼児期に待機手術を行います。
心房中隔欠損の予後、術後
心房中隔欠損患者は、40歳以上でうっ血性心不全を生じて、右心不全を来たしやすいです。
乳児期に発見された場合、自然閉鎖することがあります。
心房中隔欠損のカテーテル治療を行う施設
- 岡山大学小児科
- 神奈川県立こども医療センター循環器科
- 国立循環器病センター小児科(大阪府)
- 榊原記念病院小児循環器科(東京都)
- 埼玉医科大学小児心臓科
- 静岡県立こども病院循環器科
- 社会保険中京病院小児循環器科(愛知県)
- 千葉県立こども病院循環器科
- 長野県立こども病院循環器科
- 雪の聖母会聖マリア病院小児循環器科(福岡県)
心房中隔欠損の病院での検査・診断科
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