逆流性食道炎
逆流性食道炎とは
逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん、GERD、gastroesophageal reflux
disease、胃食道逆流症、歌手病)とは、胃から分泌される胃酸が食道に逆流することで、食道の粘膜を刺激し傷つけることでおこる炎症です。
ヘリコバクター・ピロリ菌の除去施術後、一時的に見られる場合がありますが、肥満者や妊娠者に発症する場合もあります。
腹圧を高めるあるいは腹筋を使うトレーニングなどを行っている人にも発症しやすいです。
このため歌手などに多く見られます。
逆流性食道炎の症状、特徴
- 胸焼け、みぞおちや上胸部痛
- 食事中・後、横になったとき、前屈したときに喉や口に胃酸の逆流
- 咽頭部・喉の痛み、違和感、不快感
- 肋間神経痛様の胸痛
- 嗄声(声枯れ)
- 嘔吐
- 過度のおくび(げっぷ)
逆流性食道炎の原因
- 胃酸増加
- 食道下部括約筋の一時的あるいは慢性的な弛緩、喫煙や加齢による機能低下
- 食後すぐに横になる、前屈する
- 食道裂孔ヘルニア
- 食道の機能低下
- ストレス、過飲過食、飲酒による胃酸過多
- 妊娠、肥満、便秘による腹圧の上昇
- 非ステロイド系鎮痛剤(NSAID)服用による軽微な炎症の悪化
- 腹圧を高める衣服の着用
逆流性食道炎の分類、種類
逆流性食道炎のロサンゼルス分類
- グレードN
- 正常粘膜
- グレードMC
- 明らかな糜爛や潰瘍がなく、発赤だけを認めるもの
- グレードA
- 粘膜障害が粘膜ひだに限局し、5mm以内のもの
- グレードB
- 粘膜障害が粘膜ひだに限局し、5mm以上で相互に癒合しないもの
- グレードC
- 複数の粘膜ひだにわたって癒合し、全周の75%を超えないもの
- グレードD
- 全周の75%以上にまたがるもの
逆流性食道炎の検査
逆流性食道炎の診断
逆流性食道炎は、症状から胃酸逆流を疑い、食道内pHモニタリングで確定診断します。
逆流性食道炎の治療法、治療薬
- 生活改善
- 消化の良いものを摂取する
- 過食を避ける
- 食後横になるなどの逆流を増強する行為を避ける
- 就寝時には頭を高くする
- 薬物療法
- プロトンポンプ阻害薬の投与
- H2ブロッカーを使用あるいは併用
- 消化管運動賦活薬などの併用
- 精神科的治療
- 民間療法
逆流性食道炎の病院の検査、診断科
関連最新トップセラー
関連注目本
|