インスリノーマ
インスリノーマとは
インスリノーマ(いんすりのーま、insulinoma、膵島細胞腫)とは、膵臓に生ずるインスリン分泌内分泌腫瘍です。
大部分はランゲルハンス島B細胞由来の腫瘍です。
大半が単発の良性腺腫ですが、転移を伴う悪性腫瘍も少数存在します。
インスリノーマは、体尾部に発生することが多く、大半を占めます。
インスリノーマの症状、特徴
インスリノーマの病態生理
正常であれば血糖が低下すると膵B細胞からのインスリン分泌が抑制され、グルカゴン、カテコールアミン、コルチゾールなどのホルモンが分泌され、糖新生が刺激されます。
その結果血糖は80〜100mg/dlに維持されますが、インスリノーマ細胞では分泌抑制に異常があり、血糖が低下してもインスリン分泌が持続します。
インスリノーマの統計
- 発生率
- 100万人に1.4人
- 性差
- やや女性に多い
インスリノーマの検査
機能診断
- 空腹時血糖・インスリン検査
- インスリン分泌抑制試験
- グルカゴン負荷試験
局在診断
- CT
- 経皮系肝門脈採血法
- 血管造影
- 選択的動脈内刺激物注入試験
インスリノーマの診断
インスリノーマは、ウィップルの三徴が認められ、他の空腹時低血糖を引き起こす疾患が除外されたときに疑います。
インスリノーマが疑われた後は、機能診断、局在診断によって診断を行います。
インスリノーマの治療法、治療薬、手術法
インスリノーマの予後、術後
インスリノーマは、早期に診断され腫瘍が切除されれば症状は消えます。
切除後一時的に糖尿病状態となります。
多くは約2週間で正常となります。
インスリノーマの病院での検査、診断科
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