インスリノーマ
インスリノーマとは
インスリノーマ(いんすりのーま、insulinoma)とは、膵臓に生ずるインスリン分泌内分泌腫瘍です。
大部分はランゲルハンス島B細胞由来の腫瘍です。
80〜90%が単発の良性腺腫ですが、転移を伴う悪性腫瘍も約5%存在します。
インスリノーマの症状、特徴
インスリノーマの統計
- 年間発生率
- 100万人に1.4人
- 男女比
- 4:6
- 好発部位
- 体尾部
インスリノーマの病態生理
正常であれば血糖が低下すると膵B細胞からのインスリン分泌が抑制され、グルカゴン、カテコールアミン、コルチゾールなどのホルモンが分泌され、糖新生が刺激されます。
その結果血糖は80〜100mg/dlに維持されますが、インスリノーマ細胞では分泌抑制に異常があり、血糖が低下してもインスリン分泌が持続します。
インスリノーマの検査、診断
ウィップルの三徴が認められ、他の空腹時低血糖を引き起こす疾患が除外されたときにインスリノーマを疑います。
インスリノーマが疑われた後は以下によって診断が進められます。
機能診断
- インスリン分泌抑制試験
- グルカゴン負荷試験
- 空腹時血糖・インスリン検査
局在診断
- CT
- 経皮系肝門脈採血法
- 血管造影
- 選択的動脈内刺激物注入試験
インスリノーマの治療法、治療薬、手術法
インスリノーマの予後、術後
インスリノーマは、早期に診断され腫瘍が切除されれば症状は消えます。
切除後一時的に糖尿病状態となります。
多くは約2週間ほどで正常となります。
インスリノーマの関連病院
インスリノーマの病院での検査、診断科
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