電波時計
■ 電波時計とは
電波時計(でんぱどけい、電波クロック、電波ウォッチ)とは、標準電波(日本ではJJY)を受信して誤差を自動修正する機能を持つ時計です。
■ 電波時計の仕組み、原理
送信局には、「セシウム原子時計」と呼ばれる時計が設置されています。
この原子時計は誤差が10万年に1秒といわれ、ほとんど誤差がありません。
送信局は、このセシウム時計の日付・時刻情報のデジタル信号を電波の信号に変換して送信しています。
日本では、JJYと呼ばれる北は福島県大鷹鳥谷山、南は福岡県と佐賀県との県境に位置する羽金山の、2つの送信所でほぼ日本全国をカバーしています。
この送信局から送られてくる信号を電波時計に内蔵された受信機が一定時間ごとに読み取り、自動的に時刻を合わせています。
このため電波時計では、電波が正常に受信できる環境に限り、時刻合わせなどの手間を省きつつ、秒単位で正確な時刻を知ることができます。
ただし、電波の受信が困難な場所では、時刻合わせが行われない場合もある点に注意が必要です。
■ 電波時計製品
時刻合わせの手間がかからないという利点を生かし、メンテナンスしにくい場所に設置されることが多い掛時計や、据え置き型の目覚まし時計のような製品が多数のメーカーより販売されています。
デジタル表示、アナログ表示、いずれの製品もありますが、アナログ表示の方が若干高価な傾向にあります。
標準電波に含まれる日付情報を表示するカレンダー機能を持つものや、アナログ表示でも内部では午前と午後を認識して昼間のみ時報を鳴らす製品などもあります。
最近は複数の国の電波に対応している機種や、腕時計型の機種も製品化されていますが、受信装置の小型化・低価格化が充分に進んでおらず、特に腕時計は高価になりがちです。
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