懐中時計
■ 懐中時計とは
懐中時計(かいちゅうどけい、pocket watch、fob watch、ポケットウォッチ、ポケットウオッチ)とは、ポケットやカバンなどに入れて持ち歩く小型の携帯用時計です。
■ 懐中時計の概説(まとめ)
懐中時計の外面
懐中時計は、腕時計が登場するまでは携帯時計の代表として長い間、世界中で使用されてきました。
多くの場合文字盤はアナログ式で、鎖や組紐などでリューズのフック部と衣服を結着して落下を防止し、時計本体は衣服のポケットに収納して携帯するようになっているものが基本形です。
用途や製作側や愛用者の個性により、リューズの位置が12時の位置だったり、3時の位置だったり、6時の位置だったりすることがあります。
- オープンフェイス
- 蓋のない、最も標準的なスタイルの懐中時計。
- スケルトン
- あえてケースや文字盤部分にガラスを用い、懐中時計の精巧な機械(ムーブメント)を鑑賞できる、装飾性能の高い機種。高級品が多いが、近年は安価な商品にも多く見られるようになってきた。
- ナポレオン(ハーフハンター、デミハンター)
- ハンターケースの中央部分がドーナツ型に抜けていて(またはガラス張りになっていて)、蓋を閉じた状態でも針の一部が見えるため時刻を読めるようになっているタイプの蓋付き懐中時計の総称。名前の由来はナポレオン・ボナパルトが、蓋を閉じたまま時間がわかるハーフハンターの懐中時計を使用していたという逸話からとされる。
- ハンターケース
- 懐中時計を保護するための金属などの上蓋が付いているもの。蓋が文字盤側だけに付いているものと、背面にも上蓋が取り付けられ、ちょうど二枚貝の中に懐中時計を収めたような外観の、防護制の高いものがある。猟師の要望でガラスを保護する蓋を取り付けたことからこの名が付いている。多くの場合、リューズが開閉ボタンを兼ねていて、押し込むことで蓋が開く仕様になっている。年月を経るに従い、華麗で豪華な装飾が施されたものが増え、一種の装飾部位として発展していった。リューズ位置の対面に蓋のヒンジがあるものが多く、12時にリューズがあるものは蓋が6時方向に開き、3時にあるものは9時方向に開くのものが一般的。
懐中時計のムーブメント(動作機構)
- 機械式懐中時計
- 機械式は手巻(リューズ部分を回しぜんまいを巻き動作させる、毎日あるいは数日に一度は巻かなければいけない)がほとんど。
- クォーツ式懐中時計
- ボタン電池により動作させる。
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