からくり時計
■ からくり時計とは
からくり時計(絡繰り時計、からくりどけい)とは、時計(置時計など)に特殊な表示機能を追加したもので、その多くではからくりなど自動人形などが時報として何らかの人形劇を上演したり、音楽を奏でたりなどの機能を持つものを指します。
■ からくり時計の概説(まとめ)
「からくり」は外部からの操作をきっかけとして何らかの動作を行う装置ですが、これを時計と連動させ、所定の時間にからくり仕掛けの動作を行うものが、からくり時計とされます。
からくり時計の一端には、鳩時計のように時報を鳩の模型と笛などで表すものが挙げられますが、一般にからくり時計というと、これをさらに複雑化して人形劇などを上演して見る人の目を楽しませるものが主です。
オーケストラを模したものもある一方、観光地では地域の歴史を表す劇を毎日正午などに上演するものもあります。
これらは、その複雑さや規模にもよって個人向けから時計塔などに組み込まれた公共のものまで、様々なものがあります。
■ からくり時計の機能
基本的にからくり時計は、時計機能と仕掛け表示機能の2系統の機械装置を、時報という機能で連結させたものです。
時計が表示装置に時報というきっかけを与えると、イベントドリブン(何かのきっかけを与えられると動作を開始する機能のこと)装置である仕掛け表示機能が働きます。
時計部分は時報というきっかけを与えるわけですが、時計自体の表示機能がないと時計としては役に立たないため、仕掛け表示部分の上などに時計としての時刻表示機能を持ちます。
高度化されたものでは、時刻表示機能が一時的に移動して仕掛け部分がせり出し、何らかの動作が終わったら時刻表示に戻るなど、一見するとからくり時計に見えないものも存在します。
旧来は機械式時計(アナログ)でしたが、後にクォーツ時計が開発され、この電気的な時計が後にデジタル時計などに置き換わっていくようになると、時計部分はデジタル時計で、表示機能部分はアニマトロニクスなど電動式でコンピュータで制御するもの(シーケンス制御)などの高度化・複雑化したものも登場しています。
また、この仕掛け表示機能を完全に映像機器にとって替わらせ、指定時間には所定のスポット映像(広告など)を放映するものもあります。
■ からくり時計の地域、施設
- 岐阜メモリアルセンター 「サーカスビレッジ」
- 金公園(こがねこうえん)
- 札幌駅 「SLミネラルサウンドクロック」
- 白い恋人パーク
- 新天町
- そごう 「世界の人形時計」
- 有楽町センタービル 「マリオンクロック」
- ローテンブルク・オプ・デア・タウバー
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