色素性乾皮症
色素性乾皮症とは
色素性乾皮症(しきそせいかんぴしょう、XP、xeroderma pigmentosum)とは、常染色体劣性遺伝性の光線過敏性皮膚疾患です。
厚生労働省(厚労省、旧厚生省)の特定疾患(難病)に指定されています。
色素性乾皮症の発症メカニズム
一般に紫外線(UV)には、細胞内の遺伝子であるDNAを損傷する作用があります。
DNAに損傷を受けると、その細胞はがん細胞となる可能性が高まります。
また、真夏の直射日光など紫外線を大量に含む光線にさらされた場合、DNAが損傷を受けるだけでなく、細胞そのものが障害を受け、細胞死に至り、水疱等の火傷のような症状を示すことがあり、これを日焼けといいます。
通常、紫外線の照射によりDNAが損傷を受けても、すべての細胞が死んだり、がん細胞となったりする訳ではなく、大部分の細胞はDNAの損傷部位を修復する機能(不定期DNA合成機能)があり、損傷を受けたDNAを正常な状態へと修復することができます。
しかし、色素性乾皮症の患者では、このDNA損傷部位を修復する機能が遺伝的に低下しているため、DNAレベルの損傷が固定化され、異常細胞(がん細胞)の増殖に繋がり、皮膚がんが発生すると考えられています。
色素性乾皮症の症状、特徴
- 皮膚症状
- 紫外線にあたると、皮膚の露出部に異常に強い紅斑や水疱が発生し、火傷のようになる。
- 皮膚がん
- 色素斑
- 神経症状
色素性乾皮症の原因遺伝子
色素性乾皮症の統計
- 性差
- なし
- 発生頻度
- 15,000人に1人
- 日本の患者数
- 約500人
色素性乾皮症の関連団体
色素性乾皮症の治療法、治療薬
- 現在根本的な治療法なし
- 皮膚の腫瘍切除
- 紫外線防護クリーム
色素性乾皮症の病院での診断科
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